会長挨拶

平成29年度日臨技九州支部医学検査学会(第52回)
学会長 丸田 秀夫
(一般社団法人 長崎県臨床検査技師会 会長)

 平成29年度日臨技九州支部医学検査学会(第52回)は、(一社)長崎県臨床検査技師会が担当し10月21日(土)、22日(日の両日、
長崎県長崎市の〈長崎ブリックホール〉において開催致します。

テーマを『繋(つなぐ) ~未来へ向けての挑戦~』といたしました。

少子超高齢化が進展し社会構造や医療情勢が激変する中で、臨床検査をさらに発展させ、未来へ繋いでいくためには、現状に甘んじることなく、新しいものへの挑戦が不可欠であると考えます。
将来の臨床検査の活躍の幅を広げるための努力は我々に課された責務であり、本学会が、直面する様々な課題に対し果敢に挑戦し未来を切り開く大きな契機となることを願い学会テーマを定めました。 以下特別企画、文化講演の一部についてご紹介致します。
教育講演Ⅰでは、全国で初めて肝疾患診療連携拠点病院として指定された長崎医療センターの臨床研究センター 治療研究部長であり、本邦の肝疾患研究の第一人者である八橋弘先生に『血液検査所見で肝臓病患者の未来を予測する』と題し講演をお願いしております。
教育講演Ⅱでは、長崎大学医学部 臨床検査医学教授 栁原克紀先生により、『臨床検査のTechnical Innovation ~近未来の展望を含めて~』と題し、近未来の臨床検査についてのランドマークを示して頂きます。また、招請講演では九州大学名誉教授・JCCLS前会長で佐世保市保健所長である濱崎直孝先生に『血栓症発症予知マーカーとしてのプロテインS比活性測定』について講演をして頂きます。
また、文化講演(市民公開講座)では皆様ご存知の”ジャパネットたかた” 創業者である、高田明氏をお迎えし、『夢持ち続け日々精進』と題してお話しをして頂きます。さらに、日臨技企画においては、日臨技宮島会長によりこれからの臨床検査・臨床検査技師の在り方について熱いメッセージを発信して頂きます。長臨技企画としては、検査データをはじめとする医療情報を地域の医療機関で共有して長崎県の地域医療の質向上を目指して運営されている『あじさいネット』の紹介と検査データの共有化・標準化の必要性と、今後の地域医療のあり方について、長崎大学病院医療情報部副部長の松本武浩先生をはじめ3名のパネラーに講演をお願いしております。その他病棟業務ミニシンポジウム、学生フォーラム、各部門企画等、魅力あふれる企画を準備中であります。学会のメインであります一般演題におきましては、会員の皆様の日頃の素晴しいご研究、ご施設での取組み等の成果をご披露頂きます。
 開催地長崎は国内有数の観光地です。平成27年、世界遺産として登録された“明治日本の産業革命遺産”のうち軍艦島をはじめとする8つの遺産が長崎市に存在します。また出島や中華街、国宝に指定されている大浦天主堂やグラバー園など異国ムードが満載で、平成24年、長崎市の夜景は世界新三大夜景に選ばれました。また、長崎はかつて日本で唯一海外に開かれ、様々な人や文化が上陸した地であり、和(日本)、華(中国)、蘭(オランダ、ポルトガルなどの西洋)との交流の中で、長崎独自の文化が育まれてきました。『食』も、その中のひとつであり、和・華・蘭が絶妙にブレンドした個性的な料理となり、「ながさき和・華・蘭(わからん)グルメ」と呼ばれています。ぜひご賞味いただきたいと思います。
 実行委員一同、諸先輩方が築きあげてこられた歴史ある本九州支部医学検査学会を活気ある実り多き集いに出来ますよう、
準備を進めてまいりました。
 九州各県会員の皆様のご参加を心よりお待ち致しております。          

                                                  平成29年9月1日